「コンクリート」の原料に珊瑚とゴミが?驚きの製造に迫る!

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マツ博士の土木工学アカデミー☆『「コンクリート」の原料に珊瑚とゴミが?驚きの製造に迫る!』
✩対象:小学生~大人(推奨:小学校中学年以上)
☆講師:マツ博士(松永 昭吾(まつなが しょうご)先生:工学博士・土木技術者・研究者)
★★「コンクリート」は、実はとってもエコな材料!?学校では習わない、社会科見学の時間へようこそ★★
橋や校舎などに使われている「コンクリート」。何で作られているか、知ってますか?
答えは、水、砂、石、それと「セメント」という接着剤。
なんと、約9千年前の新石器時代からほとんど同じ材料でできているんだそうですよ!
それでは、「セメント」は何からできているか知ってますか?
最近の「セメント」は主に石灰石と「ごみ」からできてます。
石灰石はサンゴや貝殻が固まってできたもので、化石が見つかれることも!!
一方「ごみ」は、火力発電所、製鉄所などの工場や建設現場から発生するもののほか、廃タイヤや災害があったときの大量なごみ(災害廃棄物)、最近では家庭用のごみも使われています。
日本は「セメント」をつくらなくなると、なんと、ごみ埋立場がいまの3倍も必要に!!
「コンクリート」は天然資源とごみから作られる、とてもエコな材料なんです。
今回は、実は環境にやさしい「コンクリート」について、マツ博士と一緒に楽しく学びましょう。
★★公認講座「マツ博士の土木工学アカデミー」をご紹介!★★
橋を設計したり作ったりや、災害があった時の対策や復旧を専門とする土木技術者・研究者で、日本全国・世界で活躍されているマツ博士(工学博士)による講座です。
・日本の土木技術はすごい!長い歴史から最新技術まで
・世界で「橋」をかける仕事とは?
・「都市」ってどのように作られて、どのように整備されているの?
・「災害」「防災」について科学的に解説!
など、一見ちょっと難しそうなテーマかもしれませんが、スケールの大きさにワクワクしませんか?
このような学校の勉強にもつながるようなお話を、笑顔が素敵なマツ博士が、小学生向けに楽しく分かりやすく教えてくれる教室です。
【講師プロフィール:マツ博士(松永 昭吾(まつなが しょうご)先生】
工学博士、土木学会上級技術者。橋梁の設計や災害の対策・災害復旧を専門とする土木技術者・研究者。日本のほか、アフリカ、中央アメリカなどの開発途上国を中心に活躍している。九州産業大学や、国土交通省などで講師をつとめるほか、子供たちに土木の面白さ・かっこよさを楽しく伝える「噂の土木応援チーム デミーとマツ」としても活動中。公益社団法人土木学会主催の「未来の土木コンテスト2022」では選考委員長も務めた。
★「噂の土木応援チーム デミーとマツ」https://doboku.wixsite.com/index
★マツ先生の土木アカデミー(中学3年生向け):https://www.youtube.com/@user-cs6tp5st2q/featured
2023年4月16日 開催