【「SDGsフェス」特別授業：もし、私が難民になったら？生きるための「旅」を体験してみよう】

◎日時：2023年11月25日（土）9:00-10:00
◎講師：鹿島 美穂子先生 （認定NPO法人 難民支援協会 広報部スタッフ）
◎参加費：無料

＜授業内容＞
もし、君が遠く離れた国へ逃げなければならなくなったら、何を持っていく？
おうちに何年も帰れないとしたら、言葉の通じない国でどうやってサバイバルする？

この授業では、家族で逃げるための荷づくり、知らない国でのサバイバル計画をつくるワークショップを通じて、生きるための「旅」を体験してみます。

日本にも、身を守るために遠く離れた国から逃れてきた人がたくさん暮らしています。学校の先生や記者だったお父さんやお母さんの命がねらわれ、家族で逃げてきた人もいます。
また、最近は戦争など世界の深刻な状況をニュースで見ることがとても増えました。

「自分だったらどうする？」と考えながら、日本に逃れてきた難民の人たちの実際の暮らしを知ることで、難民問題を遠い国のできごとではなく、身近なこととして理解できるようになります。

世界的に重要な課題の一つである「難民問題」。
住む家やまちを逃れざるを得ないという当事者の方の状況と、「体験」「旅」という言葉の重みは全く異なりますが、難民の立場になって考えることこそ大きな一歩だと考えています。ぜひ大人の方もお子さんと一緒にご参加ください。
親子で簡単に作れる、難民の人たちから教わったエスニック料理もお伝えします。

SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」世界の実現のために、私たちができること、まず難民について知って、考えて、できることから始めてみましょう。
受講後は、世界で起きていることに関心を持ち、日本の中の多様性に目を向けることができるようになればと思っています。

【講師紹介】認定NPO法人 難民支援協会 広報部　鹿島美穂子
日本でアフガニスタン難民申請者が一斉収容されてしまった事件（2001年）をニュースで見たことを期に、日本の難民問題への関心を持つ。企業勤務を経て2004年に入職。小学生の子育てにも奮闘中。

【受講前について】
・授業はパソコン・スマートフォン等でZOOMを利用します。Wi-Fi環境または有線LAN環境での受講を推奨します。
　ZOOMのダウンロードはこちらから https://zoom.us/download
・ZOOMURLは前日にキッズウィークエンドのマイページ＞予約一覧よりご確認をお願いいたします。