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キッズウィークエンド
2025.06.17 Tue
集客は数十倍に!キッズウィークエンド導入で実現したサニクリーンアカデミーの子ども向けイベントの規模拡大
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お掃除関連用品のレンタル事業を展開するサニクリーンの関連団体として、お掃除や衛生の大切さを伝える活動を行う一般財団法人サニクリーンアカデミー。一人で運営していた子ども向けイベントが、キッズウィークエンド導入後は数十倍の規模に拡大。コストを削減しながらもイベント回数を増やすことに成功した取り組みについて、事務局課長の磯村絵美様にお話を伺いました。
お掃除を通して快適な環境づくりをサポート
──まずはサニクリーン様の事業内容と、一般財団法人サニクリーンアカデミー様について教えていただけますか。
磯村様:サニクリーンはマットやモップといったお掃除関連用品のレンタル事業をメインにしています。社員は「お掃除マイスター」という社内資格を持っており、お掃除に関する幅広い知識を習得して、お客様に役立つアドバイスをする活動をしています。
そして一般財団法人サニクリーンアカデミーは、サニクリーンが2017年4月3日に設立した組織で、お掃除や衛生の大切さを伝え、快適な環境づくりをサポートするという目的で活動しています。具体的には、飲食店や施設向けの衛生管理セミナーや、一般家庭を対象とした環境保全・お掃除をテーマにしたイベントなどを行っています。
──磯村様の役割について教えてください。
磯村様:事務局課長として、衛生やお掃除をテーマにしたセミナーやイベントの企画から運営までを担当しています。実は財団は基本的に私一人で運営しています。
子ども向けイベントにおけるコスト・集客・独自性の3点の課題
──子ども向けに「お掃除科学実験」などのイベントを実施されていますが、どのような目的で行っているのでしょうか。
磯村様:主に、小学生を対象にしたイベントを行っています。お掃除が苦手な子どもも多いと思うので、少しでも好きになってもらうことを目的としています。小学校ではお掃除の時間があり、初めてお掃除を経験する子も多いのですが、なかなか楽しさを知る機会がないんですよね。その段階からお掃除を楽しく学べる機会を提供したいと思っています。
──キッズウィークエンドに依頼する前は、子ども向けの企画やイベントにどのような課題がありましたか。
磯村様:大きく3つの課題がありました。まずは「費用面」です。イベント当日の実施は外注していたのですが、質の高いイベントになる反面、人件費がかかり何回も開催できませんでした。
次に「集客」の問題です。ウェブサイトやチラシの作成、申し込みフォームの用意、お客様からの問い合わせ対応など、すべて自分で行っていたので時間と手間がかかっていました。また、家庭向けに告知をしても、ピンポイントで届けられず、予算を使っても必ずしも参加者が集まるとは限らないという不確定要素がありました。
3つ目は「イベントの独自性」です。イベントの質を高めつつ、独自の内容を作り上げることに苦労していました。
──年間のイベント開催数はどれくらいだったのでしょうか。
磯村様:年に3回程度でした。本当は社会的意義もあるので、もっと回数を増やしたかったのですが、限られたリソースでは難しかったです。
企業理念への共感と集客数の確保が決め手に
──どのようなきっかけでキッズウィークエンドを知りましたか?
磯村様:キッズウィークエンド側から問い合わせをいただいて知りました。そのときにオンライン教育プラットフォームを提供していて、子ども向け企画の集客にも強い企業と聞き、「集客が楽になるならいいかもしれない」と思い、まずは初回の面談を設定しました。
──初回の面談ではどのような印象を持ちましたか?
磯村様:とてもよい印象でした。初回面談には三浦里江社長とマーケティングチームの枝川静華さんが参加してくださったのですが、「教育格差をなくしたい」というお話に大変共感しました。また、「一般財団法人サニクリーンアカデミーが世の中の役に立つイベントを行うにはどうすればいいのか」と、私たちの視点に立って話してくださったので、仕事をする上での大前提が同じだと感じました。
──導入の決め手は何だったのでしょうか?
磯村様:私自身はすぐにキッズウィークエンドに依頼したい気持ちでしたが、社内での判断が求められました。そこで、まず現在の業務を洗い出し、組織全体で慎重に検討しました。その結果、特に課題だった集客について、これまでの方法では費用が不安定で効果も不確実だったのに対し、キッズウィークエンドのプラットフォームを活用することで、費用を固定化させながら目標とする集客数を確保できる点が最終的な決め手となりました。
また、企画からワンストップでお任せできる点も大きかったです。以前は企画を外注する場合でも、こちらで骨子を作って流れを出し、先方に詰めてもらっていました。しかしキッズウィークエンドでは、「泡」や「静電気」といったキーワードを伝えるだけで企画案を提案してくれるんです。
──社内から不安の声はありませんでしたか?
磯村様:少しありました。それまでのオンラインイベントは多くても50人未満の規模だったので、「本当に数百人単位で参加者が来るのか」「来たとしてちゃんと運営できるのか」という期待半分、疑問半分という声が聞かれました。
初回から500人規模の集客を実現し一変した社内の評価
──実際にイベントを実施してみていかがでしたか? 特に集客面について教えてください。
磯村様:本当に楽でした! 初めてご一緒したイベントでは500人もの集客があり、社内に報告する際に桁を間違えたかと思ったほどです。その後もコンスタントに1,000人規模のイベントができるようになりました。
──どのようなイベントが実施されたのですか?
磯村様:お掃除と科学を組み合わせたものや、お掃除の大切さをゲームで楽しく伝えるような内容です。小学生を対象にした「おそうじ科学実験」という掃除の仕組みが分かるイベントは元々あったコンテンツですが、キッズウィークエンドと一緒に新しいプログラムも作りました。
キッズウィークエンドと一緒に企画した「おそうじ科学実験」
──参加した子どもたちの反応はいかがでしたか?
磯村様:オンラインでも子どもたちが楽しそうに参加している様子が見られました。参加者の数が大幅に増えたことで、反応も豊かに感じられました。
──社内の反応は変わりましたか?
磯村様:最初は不安視していた社員も、実施後は圧倒的な参加者数と盛り上がりに「感動した!」という声が聞こえるようになりました。また、社員の親戚の子どもたちが偶然参加していたこともあり、社内の関心もより高まったように思います。
──キッズウィークエンド導入後、どのような成果が得られましたか?
磯村様:最大の成果は、やはり集客数です。これまでの数十倍の方に一度にリーチできるようになりました。多いときには、1回のイベントに1,000人から1,700人が参加することもあります。
特に、「サニエルのお掃除研究室〜なぜおそうじしないといけないの?〜」 というタイトルのイベントは大きな反響がありました。うまくいっている背景には、キッズウィークエンドが独自のプラットフォームを持っていて、ターゲットに無駄なく訴求できる点が大きいと思います。お掃除に関するイベントはそれほど多くないので、お子さんにお掃除や片付けを好きになってほしい、という親のニーズにもマッチしていると感じます。
当初想定していなかった成果として、サニクリーンの認知度向上が挙げられます。イベントで使用するワークシートやアニメーション動画にサニクリーンのキャラクターが登場するのですが、子どもたちの印象に残りやすかったようです。その結果、イベントを通して自然とサニクリーンを知ってもらうことができました。
イベントで使用する画像に、企業名「サニクリーン」と企業キャラクター「サニエル」が入っていることで、サニクリーンの認知度が向上
担当者の負担が大幅に軽減され年間イベント数も倍増
──キッズウィークエンドのサポートについてはいかがですか?
磯村様:とても信頼できるパートナーだと感じています。対応がいつも早く丁寧で、長くお付き合いしていても、最初の頃と変わらない姿勢で接してくださいます。
特に印象に残っているのは、社内でイベントのテーマについて意見がまとまらなかった際に相談したときのことです。過去の事例を踏まえたアドバイスをいただきました。また、枝川さんは元教員というご経歴もあり、「学校向けの企画であれば、こういったケースがありますよ」といった的確なご提案もいただき、大変参考になりました。
さらに、既存イベントの運営にとどまらず、新たな企画についても気軽に話しやすい雰囲気があります。例えば、「オンラインで実施している内容を、リアルの場で展開できないか」といった、まだ形になっていない構想段階のアイデアでも、柔軟に対応してくださいます。まるで同僚のような安心感を持って、一緒にお仕事させていただいています。
──リピートしている大きな理由は、そういった点にもあるのでしょうか?
磯村様:はい、そうですね。私は基本的に一人で運営しているので、新しい企画の相談相手として心強いと感じます。他の会社だと社内である程度固まった段階にならないと相談しにくいですが、キッズウィークエンドは構想段階から一緒に考えてくれます。
──導入後、業務負荷はどのように変わりましたか?
磯村様:劇的に変わりました。以前は集客だけで全体の半分ほどの時間を使っていましたが、今はその部分を完全に任せられています。また、イベント数も年間3回から6回程度に増え、ほぼ倍になりました。コスト面も削減できています。
将来は世界中の子どもたちにお掃除の楽しさを伝えたい
──今後、一般財団法人サニクリーンアカデミーはどのような事業展開を考えていますか?
磯村様:子ども向けについては、もっとお掃除を好きになってもらえるようなイベントを、多くの小学生に届けたいと思っています。さらに、お掃除は国の文化が反映されるものなので、将来的には世界中の子どもに届けられたらいいなと考えています。
日本のお掃除文化を知ってもらうとともに、海外の子どもがどんなお掃除をしているのか交流できるような取り組みができればと思います。
──キッズウィークエンドに対して今後期待することはありますか?
磯村様:世界に届けたいという点で、現在は国内がメインだと思いますが、三浦社長の理念も素晴らしいので、将来的には海外に届けられるようなプラットフォームになってくれたらいいなと期待しています。
──最後に、キッズウィークエンドはどのような企業におすすめしたいですか?
磯村様:いろんな会社にお勧めしたいのですが、特に私のように一人や少人数で運営している会社は、すべてお任せできるのですぐに導入効果を実感できると思います。
またキッズウィークエンドはプラットフォームを持っているのが強みなので、BtoB企業で子ども向け施策の集客ルートを持っていない会社にもおすすめです。具体的な企画がなくても、「こういう効果が欲しい」というゴールを伝えれば、それに合ったイベントを提案してくれます。