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キッズウィークエンド
2025.06.12 Thu
食育からブランディングへ ~ポッカサッポロが語るキッズウィークエンドとの学童向け大規模配信の成果~
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ポッカサッポロフード&ビバレッジでは、小学生を対象にレモンの魅力や健康価値を伝える啓発活動を展開しています。キッズウィークエンド社との連携により、年間4回、約5,000人規模という従来の2倍のスケールで、一度で多くの子どもたちにアプローチする食育活動を実現。どのようにして質の高い啓発活動を継続することができるのか、マーケティング本部のブランドマネジメント部、小林玲奈様にお話を伺いました。
ポッカサッポロフード&ビバレッジでは、限られた人員リソースの中で子どもたちにレモンの魅力を伝える課題を抱えていました。キッズウィークエンド導入後は年間4回、約5,000人の子どもたちに一度にアプローチできるようになり、前年比で参加者数が倍増。オンライン配信のサポートや柔軟な運営体制により、低学年から高学年まで幅広い年齢層に質の高い食育活動を展開できるようになりました。
レモンの魅力を伝えるブランドマネジメント部の取り組み
──現在、小林様が担当されている具体的な業務内容について教えてください。
小林様:マーケティング本部のブランドマネジメント部の宣伝販促グループに所属しており、主にレモンの啓発活動を担当しています。「レモンの力を通して社会とつながり、ウェルビーイングに貢献する最も身近なパートナーになる」という思いのもと、食育の一環として小学校での出前授業や行政と連携した高齢者向けセミナーなど、レモンの力や健康価値を伝える活動を行っています。
──レモンの啓発活動に取り組むうえでの、小林様ご自身の思いや背景について教えてください。
小林様:私自身、大学時代に栄養学を学び、管理栄養士の資格を取得しています。食の力を通じて子どもたちに健康価値を伝えていきたいという思いがもともとあったため、今回のレモン啓発活動を担当させていただいています。
キッズウィークエンドとの連携によるプラスの変化
──ポッカサッポロフード&ビバレッジが手掛けているイベント「小学校出前授業」の目的と取り組み内容を教えてください。
小林様:この出前授業は、主に小学5・6年生を対象としたイベントです。食への関心が高まり始めるこの時期に、子どもたちにレモンの魅力を伝え、レモンを好きになってもらうことで、大人になっても日常的にレモンを活用してもらうことを目指しています。
さらに、子どもたちが家庭で保護者の方に「レモンについて面白いことを学んだよ」と話すきっかけを作り、食を大切にする考え方を広く伝えることも目的の一つです。
──キッズウィークエンドとの取り組みはいつ頃から始まったのでしょうか。
小林様:キッズウィークエンドさんとのお取引は、2022年頃に始まりました。最初は夏休み期間中のセミナー運営をご一緒させていただいてから、その後もさまざまなイベントや企画を継続的に依頼しています。私自身は、2022年の中頃からレモンの啓発活動に携わっているのですが、キッズウィークエンドさんとの取り組みを主に担当するようになったのは、2024年の冬頃からです。
──キッズウィークエンド社と連携するようになってから、イベント運営にどのような変化が見られましたか?
小林様:キッズウィークエンドさんは、弊社の目指す方向性ややりたいことをよく理解してくださっているため、スムーズな運営が実現できています。また、協業を通じて、私たちの取り組みも年々進化しています。
例えば2024年には、弊社として初めて「学童向けの大規模配信」を実施し、多くの子どもたちにアプローチすることができました。キッズウィークエンドさんと協力して毎年異なる企画を考案し、ブラッシュアップを続けています。
──これまでの取り組みの中で、特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
小林様:学童施設での配信の際、子どもたちが質疑応答で「はい!はい!」と手を挙げて積極的に参加してくれる様子が印象に残っています。これはキッズウィークエンドさんが事前に学童施設の皆様と綿密に打ち合わせをしてくださっていることや、当日も司会の方が上手に仕切ってくださるおかげで、スムーズな運営ができているからこそだと思います。また、以前広島県と中継してライブ配信を行った際のエピソードも印象深いです。
──参加された子どもたちの反応について、以前と比べてどのような変化を感じていますか?
小林様:本当に楽しんで参加してくれています。質疑応答の時間には、「レモンを使ったメニューを作るのはどうしたらいいのでしょうか?」「レモンを使ったメニューは何が好きですか?」といった質問が積極的に飛び交い、中にはレモンが苦手だった子も興味を持つようになってくれました。子ども向けのアンケート結果にも「実験やクイズが楽しかった」という好意的な意見が多く手応えを感じています。
著しい成果ともに好転した社内の認識
──取り組みの成果について、具体的な数字を教えてください。
小林様:定量的な成果としては、昨年は学童向けの企画を年間4回実施し、総勢約5,000人の子どもたちにアプローチできました。多くの方に短期間でアプローチできるという点で、非常に大きな成果だと捉えています。
──社内からはどのような反応がありましたか?
小林様:部署内のメンバーからは「とても良い取り組みだね」というフィードバックをいただいています。特に限られたリソースの中で、一度で大勢の子どもたちに情報を伝えるなど、効率的に啓発活動ができているので会社としても評価されています。また、質の高いセミナーを通じて子どもたちにしっかりとレモンの魅力を伝えられることや、お土産を持ち帰って保護者の方にも話が広がる点も良い点として認識されています。
──当初想定していなかったプラスの効果や気づきはありましたか?
小林様:オンラインでの一斉配信という形式で開催されたため、電波の問題や接続トラブルが心配でしたが、実際には全く問題なく実施できたことは想定以上の成果でした。また、学童向けの企画では、低学年の子どもたちにもアプローチできるようになり、対象年齢層が広がったこともメリットでした。通常の出前授業とは異なる実験を取り入れるなど、幅広い年齢層に対応したコンテンツを提供できるようになりました。
柔軟できめ細やかなキッズウィークエンドのサポート体制
──キッズウィークエンド社のサポートで特に助かった点はありますか?
小林様:スケジュール管理やリハーサルの準備、細かな調整まで、丁寧にサポートしていただいています。また、対応もとても柔軟で、さまざまな依頼に丁寧に応えてくださいます。特にオンライン配信のサポートにはとても助けられています。弊社ではZoomなどのWEB会議ツールを日常的に使っていないため、このサポートがあることで安心して進めることができています。
──キッズウィークエンド社の強みは何だと思いますか?
小林様:小学生をしっかりとターゲティングできる点と、無料で参加できるプラットフォームである点が素晴らしいと思います。子どもがいる社員に紹介すると「無料でできるの?やってみよう」という反応が多く、誰でも平等に利用できるプラットフォームという点が大きな魅力です。また、子どもは毎年成長していくので、同じ学年を対象にしても毎年新しい子どもたちにアプローチできるという循環性も良い点だと思います。
──今年の企画では研究キットの配布も行うとのことですが、この取り組みの背景を教えてください。
小林様:昨年までは社内のリソースを活用し、夏休みの応援企画として研究キットを先着順で配布していました。この取り組みは実験キットが手元にあることで、より多くの子どもたちに参加してもらうことが目的です。
しかし、その際には申し込みの重複や対象外の方からの申し込みといった課題がありました。そこで今年からは、キッズウィークエンドさんのプラットフォームを活用し、ターゲットを明確に小学生に絞って準備を進める予定です。これにより、重複申し込みなどの心配なく、スムーズに配布できると期待しています。
活動をサポートする確実なターゲティングとプラットフォーム
──2022年からキッズウィークエンドと継続して取り組まれている理由を教えてください。
小林様:理由は2つあります。1つ目は、キッズウィークエンドさんのプラットフォームを活用することで、小学生というターゲットに的確にアプローチできる点です。2つ目は、限られた人員リソースの中で、一度に多くの子どもたちに質の高い内容を届けられることです。学童向けの企画は2024年から始めましたが、夏の配信の評価が高かったため冬も実施し、今年も継続することになりました。
──最近では、啓発活動に加えて新たな取り組みにも挑戦されていると伺いました。具体的にどのような施策に取り組まれているのでしょうか?
小林様:はい、デジタルを活用した啓発活動を増やしていきたいと考えています。リアルでの接触も大切にしつつ、インターネットやデジタル技術を活用した新しい形の啓発にも挑戦したいです。弊社ではウェブサイトやオフィシャルSNSアカウント、オウンドメディアも持っていますので、そうした媒体でもっと積極的に発信していきたいと思っています。
──今後、どのような展望をお持ちですか?
小林様:引き続き啓発活動を行っていきたいと思っています。リアルでの交流も大切にしつつ、デジタルを活用した新しい形の啓発活動も模索していきたいです。キッズウィークエンドさんのプラットフォームも活用しながら、より多くの子どもたちにレモンの魅力を伝えていきたいと考えています。
──その展望にあたり、キッズウィークエンド社に特に期待していることはありますか?
小林様:ターゲットに合った質の高い啓発活動をサポートしていただきたいと思っています。大勢に一度にアプローチできる点や、細やかで柔軟な対応は非常に助かっていますので、今後も継続してサポートいただくことを期待しています。また、デジタル領域の強化に向けて、何か新しいコンテンツの提案があればぜひ一緒に取り組んでいきたいです。
──キッズウィークエンドの取り組みは、どのような企業や団体に特に適しているとお考えですか?
小林様:企業の取り組みや、実施していることを子どもたちに楽しく伝えたい企業におすすめだと思います。食育に取り組む企業はもちろん、様々なメーカーや行政機関など、幅広い業種の方々に活用していただけると思います。特に、これから子ども向けの活動を始めたい企業や、商品のプロモーションとして幼少期から知ってもらいたいと考えている企業には最適なツールだと思います。