一足先に「芸術の秋」！ 「ベルばら展」鑑賞レポート

はじめまして、キッズウィークエンドマガジン編集部Sです。

10月に入り、秋らしい気候になりましたね。サンマがスーパーの店頭に並び、散歩中にキンモクセイの香りが漂うようになると、秋の到来を感じます。「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」など、秋はお楽しみが盛りだくさん。みなさんは、この秋どんな計画を立てていますか？

昨年の秋に第二子を出産した私は、かれこれ1年ほど美術展などの展覧会に足を運ぶ機会がありませんでしたが、先月赤ちゃん連れで「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展 －ベルばらは永遠に－」の鑑賞がかないました！ 場所は、六本木ヒルズ森タワー52階にある「東京シティビュー」。六本木ヒルズは赤ちゃん向けの施設が充実しているので安心です。


「オタク偉人伝」著者・小川晶子先生＆開発担当Mと一緒に、展覧会入口のフォトスポットで記念撮影　©池田理代子プロダクション

「ベルばら」の原画約180点が一堂に！

漫画『ベルサイユのばら（通称「ベルばら」）』が誕生したのは今から50年前、1972年のこと。漫画家・池田理代子氏による、「フランス革命」を舞台とした壮大な歴史ドラマです。1973年の週刊マーガレットでの連載終了後もファンから支持され続け、1974年には宝塚歌劇で舞台化。そして1979年には、TVアニメの放映もスタート。「ベルばら」の人気は不動のものとなりました。

誕生50周年を記念して開催された「ベルばら展」では、マリー・アントワネットとオスカルの2人を中心とした約180点もの原画が展示されていて、圧巻です。中には2色や4色の貴重な原画もあり、色づかいに感動……！ 会場に着くと同時に赤ちゃんが寝てくれたので（奇跡）、原画をひとコマずつじっくり味わいながら「ベルばら」のストーリー＆世界観に浸ることができました。原画以外で印象に残ったのは、オスカルが生涯でただ一度身にまとったというドレスの展示。その華やかさに、うっとり見とれてしまいました。

鑑賞後は、展覧会会場に隣接するカフェ＆レストラン「THE SUN & THE MOON」へ。高層階の非日常空間でいただくランチは格別でしたよ！

10月10日（月・祝）「ベルばら」とコラボした授業が登場

キッズウィークエンドでは、「オタク偉人伝」著者の小川晶子先生による「ベルばら」とのコラボ授業を、10月10日（月・祝）午後5時から開催します！ タイトルは、『名作まんが「ベルサイユのばら」で「フランス革命」を学ぼう』。作品を通じて、ベルばらファンの親世代だけでなく小学生でも「フランス革命」を理解できるよう、工夫された内容になっています。


先日授業のリハーサルを取材しましたが、マリー・アントワネットに関するクイズがたくさんあり、親子で楽しめること間違いなし。ネタバレになるので詳しく書けないのですが、マリー・アントワネットに対して抱いていたイメージがきっと変わるはず。授業に参加してから「ベルばら展」に行かれることをおすすめします！

「ベルばら展」の開催情報については、東京開催が11月20日（日）まで。11月30日（水）～12月12日（月）は、大阪「阪急うめだ本店」での開催を予定しています（その他巡回情報は決定次第公式HPで発表）。近くにお住まいの方はぜひ！

▶『名作まんが「ベルサイユのばら」で「フランス革命」を学ぼう』＜10月10日（月・祝）17:00-18:00、参加費：無料＞の詳細・申し込みはこちら
※後日、アーカイブ配信も予定しています