世界に誇る「和食」は化石のおかげ!?日本列島「石」めぐり
キッズウィークエンドチャンネル
マツ博士の土木工学アカデミー☆『世界に誇る「和食」は化石のおかげ!?日本列島「石」めぐり』(キッズウィークエンド公認講座)
◆対象:小学生~大人(推奨:小学校中学年以上)
◆講師:マツ博士(松永 昭吾(まつなが しょうご)先生:工学博士・土木技術者・研究者)
\学校では習わない、社会科見学の時間へようこそ/
「日本の水は軟水(なんすい)、海外の水は硬水(こうすい)」
というのはきいたことがありますか?
海外といっても広く、ここではヨーロッパをさしていると思います。
日本人が海外にいくと、「飲み水の口あたりがちがう」とか「せっけんがあわだたない」と感じます。
ヨーロッパの水はミネラル(おもにカルシウムやマグネシウム)がたくさんふくまれるから「硬水」、日本の水は少ないから「軟水」となります。
この、カルシウムの正体(しょうたい)は、サンゴなど海の生物の「化石」なんです!!
日本には、カルシウムの量がちょうどよい軟水がたくさんあるので、和食にかかせない「出汁(だし)」ができます。
関東は鰹(かつお)だし、関西は昆布(こんぶ)だしとなったのは、このサンゴなどの「化石」が原因といわれます。
ヨーロッパの水では、だしはできません。
今回は、日本の「岩石」や「化石」と、日本文化の関係について学んでみましょう。
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このような学校の勉強にもつながるようなお話を、笑顔が素敵なマツ博士が、小学生向けに楽しく分かりやすく教えてくれる教室です。
【講師プロフィール:マツ博士(松永 昭吾(まつなが しょうご)先生】
工学博士、横浜国立大学 総合高等学術研究院 客員教授。橋梁の設計や災害の対策・災害復旧を専門とする土木技術者・研究者。日本のほか、アフリカ、中央アメリカなどの開発途上国を中心に活躍している。九州産業大学や、国土交通省などで講師をつとめるほか、子供たちに土木の面白さ・かっこよさを楽しく伝える「噂の土木応援チーム デミーとマツ」としても活動中。公益社団法人土木学会主催の「未来の土木コンテスト2022」では選考委員長も務めた。
◆「噂の土木応援チーム デミーとマツ」https://doboku.wixsite.com/index